2019年2月
全ての事柄に言える事と同じように、命名の基本を間違えてはいけません
【順序を正しくする事が名付けの基本】
これは、名づけに限らずあらゆる事象に関しても言えることですが、順序の大切さは如何なる事に於いても当てはまることなのです。そうしてこの順序をたった一字で表した漢字があります。それは…「主」の字です。今この「主」の字を解剖してみましょう。上中下の横棒3本は天地人をを現わしています。上から言うと、 日・月・地、 五・六・七、 神・幽・現という意味です。その、“ 上中下 ” の横棒3本の真ん中の横棒を経(たて)の棒が貫き、一番上にヽ(チョン)が乗っています。これが正しい順序です。私がいつも言っているように、命名は「想念(そうねん)・言霊(ことたま)・画数(かくすう)」という風に順序通りに正しく形成されていくべきものなのです。様々な事柄についても同様な事が言えます。つまり本来なら政治でも経済でも教育、哲学思想等、何でも一切万事この形でゆかなければうまくゆくはずがないのです。国内国外問わず、これまで今のこの世の中が混沌としている理由は、この「主」という文字の順番通りになっていないからなのです。命名的観点から鑑みても、全てが順序通り組み立てられていくようになるはずべきなのになっていないのです。過去と現在と未来とが本当に自然の摂理通り半永久的に繋がる持続可能である事。そうですキーワードは、「サステイナビリティー(sustainability)です。国連環境開発世界委員会(ブルントラント委員会)が1987年に提唱した『持続可能な開発(sustainable development)』にも相通ずる問題でもあります。この提唱は、環境や資源を保全し、現在と将来の世代の必要をともに満たすような開発の事です。そのものの本質が維持出来て進化進歩向上に繋がっていく持続可能なものであるかが問われてくる時代に突入していることを顕しているのです。
【ある程度、霊界の事を知らないと姓名判断は出来ない】
私がいつもお伝えしようとしている事になりますが命名するにあたっては、画数だけの判断では片手落ちになると言っているのはこういう事なのです。つまりこれまでの医学医療のやり方と同様の対症療法では、何らの意味も無い!という結論になるのです。それは今までの病気治しは、病気という症状を如何にしてその症状が出ないようにするかという事に専念しそこに重点を置いてやってきました。ところが近年病気は減るどころか、むしろ増えてきているのが現状です。こんな理屈に合わない話はないのです。それは、根幹の原因となる急所を改善する事をやってきていなかったからなのです。名づけの場合も改名の場合も全く同様で、根幹の部分を先ずは整える必要があるのです。原因があるから結果があるというのは不変の真理です。原因の部分に着眼して解決策を探る事が大事であるのは火を見るよりも明らかな事実です。私が名付け・改名等の命名依頼を頂いた時、まず最初に目に見えない重要な部分に着目し全身全霊を注ぎ込むのは、このことに他ならないからなのです。「名は体を表す」というのは、名と実体とはうまく合っている事を言い顕していると同時に、名はその実体がどのような物かを示す表現です。ここで、“ 名 ” と “ 体 ” をもっと詳しく説明してみますが…名前は、目に見えない想念(そうねん)から言霊(ことたま)に、そして言霊(ことたま)から目に見える文字(もじ)として、生きている我々現象界に顕れます。この三段階を経ていくのが道筋です。今度は肉体のことをお伝えします。肉体には同じ形態で精霊が存在します。精霊の中に心が存在します。そしてその心の中に魂というものが存在します。順番は魂が心に反映し、心が精霊に反映します。と同時に肉体が動き出すのです。名前の誕生と同じように三段階を経るのです。命名という作業に必要な事そして順番が、以上で大体分かったのではないかと思います。
【人は誰でも更なる幸せを望み、その一つの扉の一貫に命名がある】
世の中には、更なる幸せを求める人が多数おられるのではないかと思います。それは人として当然な事ではないでしょうか。例えば自分自身の現状の認識や未来の事柄等を知っておきたいと思う心が、習性かのように湧き出てきて、特に人は困難な出来事に遭遇した場合や、苦しみに耐えられない時等はどうしても心の拠の一つにお神籤や易教・八卦や西洋東洋問わず様々な占術をもって、自身にある頼る氣持ちを委ねる手段の一つとして、活用したりするのではないかと思われます。そしてその想いが人一番強く出てしまうのがやはり女性ではないかと思います。だけどただ…名付けの場合は、姓名判断によってその判断から、“ 命名 ” という決断に至ることになる訳ですから、単に占いという枠に留まるという事ではありません。でも通過点として命名依頼された方の星廻り等を鑑み、参考の為に使う必要性は多々あります。中国の易学や西洋諸国においても古くから星占いの頗る盛んな時代があって、僧侶がそれを行ない人間の吉凶禍福、病氣判断等に利用したりして一世を風靡したという事が史実にあります。星にも木火土金水の巨星を始め、大中小無数の星がありますが、これらもことごとく地球人類に反映していますし、その巨星五星はその時代に世界的人物が5人いるという訳になるのです。人間を星になぞらえ著名な人物に対し「巨星往来」とか「巨星墜つ」とかいう事も、大変面白い話ですよね。そういう点で言いますと…命名という行為自体は、占術とは一線を画する存在になりますが・・・『 運命を切り開く!!! 』という意味におきましては、力強い存在である事は言うまでもありません。但し…それは、喜びと感謝と希望が凝縮された力を持つ正しい名づけの場合でなければ成就されません。本当に力を持った正しい『 命名 』は、大難を小難、小難を無難に。と変え得る、力ある存在となるのです。
【良かれと思い、やった…「名づけ」・・・。】
「後悔先に立たず」という諺があります。これは、事が終わった後で悔いても、取り返しがつかない。の意味です。ですが、名付けにおいては、もう済んだ事だからしょうがない…で済ませられる話ではありませんよね。良きにせよ悪しきにせよ、名付けの結果は人それぞれ個人差及び時間差があって、一概に一言では言えません。が、しかし命名の専門家からすると、危ういものはほぼ確実に読み取ることができます。けれども中々それを伝えるのは難しいものがあります。余程親しくしている人だったとしても「その名前は…改名したほうが良い」とは、そう簡単に伝えられるものでもありません。本人にその氣がない場合は殆ど不可能と言ってもいいくらいのものです。それでも中には非常に素直な人がおられるのも事実です。ですので私の助言通りに素直に実行に移した人、そのような人は後ろを振り返ってみるとあれよあれよという間にすべてが順調に進み失敗がないのです。命名というものは本当に奥が深いのです。犯罪や事故を起こしたり、巻き込まれたりする人の大半の多くは名前に問題があるケースが少なからずあることは日常のニュースからも推測することが出来ます。とにかく名前・名称の重要性を一般の方にも、もっともっと正しく認識して頂いたほうが良いと私は常々思っている次第です。自分の人生は大人になってからでも自身の意志次第でアレンジも軌道修正もそんなに難しくなく出来ますので、危機に直面してからでも遅くはない場合もあるのでしょうが…赤ちゃんの名前の場合に至っては人生のスタートの名づけですので、渾身の愛情と知恵・力を振り絞る必要があります。血が通ってない命名は、血が通ってない人生を送ってしまいます。そういう事ですから、私が安易にインターネットの無料名付けサイトの情報に頼らないほうがいいですよと、常日頃から声を大にして言う意味を理解して頂けるのではないでしょうか。
【命名に限らず…誰もが、“ 真理 ” を求めています】
前々項に書いたように、本当に力を持った正しい『 命名 』は、大難を小難、小難を無難に。と変え得る、力ある存在となるであろうとの記述は、最早「予防命名」と言っても過言ではないのかもしれません。人間が病氣をするのは、何処かに間違った点があるからに他ありません。それは、本来の真理に外れた点があるからだと思います。ですので…AIの進化発展で病氣が完治するような事は毛頭ないでしょう。病というものは、肉体的な疾患だけではなく精神的病患も含まれています。そうして『幸せ』の定義というものは人それぞれでしょうが、基本はこの三つが整った状態を言うのではないかと思います。それは「健康・富裕・和平」です。正しい名づけは、それを全うする要素があります。人が、宗教や占いや精神的な学問等で解決策を求めるのもやはり心の底に真理を求めてやまないという心理状態からであるのは否めない事実でしょう。宗教は読んで字の如く宗祖の教えです。その教え自体があまりにも真理に遠ざかっていたから今日のような社会を生んでしまったと考えざるを得ません。東から太陽が出て西に沈むということや人間は生まれれば必ず死ぬということ。これは全くの真理です。日常の出来事にもし真理に外れた点があるようだったら、それを是正していけば良いのは分かりきった話なのです。物事には正しい順番があるという事は、名付けにおいても言えることだと私は再三申し上げている通りです。科学の進歩によって文化が発展してきたのは事実ですが、なのに人間の幸せがそれに伴わないのはどうした訳でしょう。それは形而下の進歩だけで形而上の進歩が出遅れていたからだと思います。文化の進歩とは形而上も形而下も歩調を揃えていくところに真の価値があるのではないでしょうか。命名でいうところの霊体一致した、しかも霊が主で体が従という順序礼節を弁えた上での名付けというものが大変重要になってくるのです。
【 当方での「 良い “ 名前 ”」の定義 】
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『 命名の匠 』から導かれた、
「 寿・言祝 ( ことほぎ )の “ 名前 ” 」ならばご本人は勿論、
周りの方々にも幸せの光が放たれることでしょう。
これは、どのネーミングにも共通して言えることです。
◎参考詳細:名付けに際し『開運盛名』をお探しの方へ
→ http://www.meimeishi.jp/contents/meimeishi/#entry-27
名付け、改名、店名、商品名、ビジネス名等々の命名依頼は…
命名の匠 命名士 高橋 呂侑
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